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牛乳を脱気してみました!【脱気システム活用術/やってみた②】

更新日:2023年7月28日



こんにちは、営業部のTZです。


弊社の脱気システム「Livalley」は従来、半導体・電子部品業界のお客様に多くお使いいただいておりましたが、“溶存酸素濃度を下げる“というのは食品、飲料の品質向上にも役立つことをご存知でしたか?


今回はどのような液体食品まで“溶存酸素濃度を下げる“ことが出来るのか?食品への効果検証として、脱気システム「Livalley」で牛乳を脱気してみましたので、“脱気システム使ってみましたシリーズ“ 第2弾として、その効果についてご紹介していきます。



牛乳を脱気してみました!

今回は“脱気システム使ってみましたシリーズ" 第2弾として、牛乳を脱気してみました!


牛乳製品は、すでに脱酸素された牛乳が市販されています。我々は牛乳もまた、酸化による品質の低下や味の変化を極力減らす為に脱気処理をしていると仮定し、本当に牛乳中に含まれている溶存酸素を取り除けるのか?!そんなノリで牛乳を脱気システムに通して溶存酸素を抜く実験をしてみました。


結果として、溶存酸素濃度は、約1時間の脱気処理により、初期値20ppmから5ppm以下まで下がりました。牛乳などの液体食品の脱気にも弊社の脱気システムは使用できるようですね!




その後、脱気された牛乳は手作りカッテージチーズにしてとても美味しく頂きました!

(TZの家ではサラダに和えてオリーブオイルとレモンをかけました…美味)



水分中の溶存酸素を減らして、製品の酸化を防ぐ!

加工食品や飲料製品においては、鮮度を保ち、美味しく食べられること、飲めることが必須であり、長期保存でも品質が劣化しないパッケージが行われています。


その製品の風味を落とす一つの原因が、空気中の酸素です。ビタミンC、ビタミンEなど、食品の種類によって様々な酸化防止剤を添加したり、パッケージへの窒素封入が行われたりしていますが、一言で言うと、酸素を取り除り、劣化を防ぎ、おいしさを保つことが品質向上の鍵になるのです。


そう考えると、液体食品中の溶存酸素を減らすことができたら、酸化防止剤の添加量を減らすことができたり、製品の賞味期限を引き延ばすことが出来ると思いませんか?




「こんなものを脱気したらどうなる?」お寄せ下さい!

今回は牛乳を脱気してみましたが、本ブログをご覧いただいている皆様、「こんなものを脱気したらどうなるんだろう?」がありましたら、是非お寄せください!




最後に

いかがでしたか?


弊社の脱気システムを使えば、食品材料や飲料、薬品、溶剤、化粧品など、様々な液体の中から、溶存気体を脱気することができます。コレを試してみたい、と思われたら、ぜひ下記までお問い合わせください!


東設脱気システムに興味を持っていただいた方はこちらから。




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